
iMacrosでよく使うコマンド(使用頻度が高い順)
iMacrosでよく使うコマンドについてまとめました。
バージョンを指定する「VERSION」
iMacrosのマクロファイルの先頭にRecordしたVersionを記述しましょう。
1 2 3 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/ |
指定のサイトへGO! 「URL GOTO=」
現在開いているタブで、指定のURLのページへ遷移します。
1 |
URL GOTO=some_URL |
使用例
1 2 3 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/ |
クリックは「TAG」で行うと楽
TAGはHTML要素を選び出してくれるコマンドです。選んだ要素にリンクが貼ってある場合、リンク先へページ遷移もできます。またボタンを押したり、文字を入力したりするのもTAGです。
1 |
TAG POS=n TYPE=type [FORM=form] ATTR=attr [CONTENT=some_content] |
- POS=nは「何番目の」を意味します。もし同じクリックしたい画像が複数個並んでいた場合、POS=3にしてあげると、上から3番目の画像をクリックします。
- TYPEはどのタイプのHTML要素かを意味します。IMG(画像)、A(リンクテキスト)、INPUT(入力するもの)・・・などなどたくさんの種類があります。どのTYPEかを調べるには一度Recordしてみるのが良いです。
- ATTRはさらに詳しいHTML要素を意味します。具体的にはhttp://○○.htmlとかです。
- CONTENTは入力する内容を意味します。入力がない場合は必要ありません。
- TAGは自分でTYPEやATTERを入力するのは困難なのでRecordしてみてから、編集するのが得策です。
ホームページを保存する 「SAVE」
SAVEはページを保存するコマンドです。
1 |
SAVEAS TYPE=type_name FOLDER=folder_name FILE=file_name |
①TYPE=で保存の種類を決めます。
- CPL:完全にWebページを保存する。
- MHT:Internet explorだけ使用可能
- HTM:画像なしのHTMLだけ保存する。
- TXT:テキストだけ保存する。HTMLタグを除外する。
- EXTRACT:!EXTRACTで指定された値を抽出し、CSVファイルとして保存する。!EXTRACT参照
- BMP:Internet explorだけ使用可能
- PNG:スクリーンショットとして保存する。
- JPG:スクリーンショットとして保存する。
②FOLDER=は保存するフォルダを指定します。「*」にしておくと、マイドキュメントのiMacrosのフォルダ内のDownloadのフォルダに保存してくれます。
③FILE=はファイル名を指定できます。「*」にしておくと、そのままの名前で保存できます。
1 2 3 4 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX TAB T=1 URL GOTO=http://nenagara.doorblog.jp/archives/25002213.html SAVEAS TYPE=CPL FOLDER=* FILE=* |
画像を保存する 「SAVEITME」
SAVEITEMは画像だけを保存するコマンドです。TAGコマンドの中に記述します。
1 2 3 4 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/ TAG POS=4 TYPE=IMG ATTR=SRC:http://www.gendama.jp/img/invitation_banner01.gif CONTENT=EVENT:SAVEITEM |
変数に値を入力する 「SET」
変数に値を入力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/archives/25072701.html#comments TAG POS=1 TYPE=DL ATTR=TXT:名前 SET !VAR1 "stranger" SET !VAR2 "Hello world" TAG POS=1 TYPE=INPUT:TEXT FORM=NAME:comment_form ATTR=ID:comment-form-author CONTENT={{!VAR1}} TAG POS=1 TYPE=TEXTAREA FORM=NAME:comment_form ATTR=ID:comment-form-textarea CONTENT={{!VAR2}} TAG POS=1 TYPE=BUTTON ATTR=TXT:投稿する |
varには変数が入ります。具体的には!VAR1などです。VARを使わなくても、普通に文字列でも変数扱いされるので便利です。例 SET example "hello"
valueには値が入ります。文字の場合は” ”で囲ってあげましょう。
エラー回避 SET !ERRORIGNORE YES
iMacrosはエラーが起こると止まってしまいますが、これを設定するとエラーを無視して動作させることができます。VERSIONの後に記述しましょう。
1 |
SET !ERRORIGNORE YES |
タブを閉じたり開いたり 「TAB」
タブ全般に関わる指示はTABで行うことができます。
1 |
TAB (T=n|OPEN|CLOSE|CLOSEALLOTHERS) |
- T=nは左から何番目のタブかということですね。nには数字が入ります。
- OPENは新しいタブが開きます。
- CLOSEは現在のタブが閉じます。
- CLOSEALLOTHERSは現在のタブ以外全部閉じます。
使用例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/ TAB OPEN TAB OPEN TAB OPEN TAB CLOSEALLOTHERS TAB OPEN TAB CLOSE |
1つ後ろのページに戻る BACK
ブラウザのBACKボタンと同じ動作をします。
1 2 3 4 5 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX SET !ERRORIGNORE YES TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/ BACK |
キャッシュ&クッキーを消す CLEAR
ブラウザに保持したクッキーやセッションを削除したい場合、CLEARしましょう。
1 2 3 4 5 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX SET !ERRORIGNORE YES TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/ CLEAR |
画像を表示させない FILTER
Firefoxなどには設定で、「画像を表示させない」ことが可能です。iMacrosでも同じ動作をさせることができます。ブラウザへの負荷を減らしたい時にこの設定を行います。
1 2 3 4 |
VERSION BUILD=8240212 RECORDER=FX FILTER TYPE=IMAGES STATUS=ON TAB T=1 URL GOTO=http://imacros.doorblog.jp/ |
iMacrosでブラウザ操作を自動化する方法まとめ
iMacros関連のまとめ記事です。